より足回りのセッティングを極める為に伸び側・縮側の2Wayで独立調整が可能となりました。また、ガス室が通常の車高調と違い別に出来るためオイル量、ストローク長の増加と低ガス圧化出来るため乗り心地を損なうこと無く高いレベルで安定した減衰を保ちます。

SpecRSはスポーツ走行時に使用を目的とした別タンク式の車高調です。SpecSでは味わうことの出来ない細かなセッティングと、乗り味を体験することが出来ます。では、具体的にどの部分がスポーツ走行に向いているのかを見ていきましょう。

従来の単筒式ではオイル室とガス室に仕切りを作るという構造上、どうしてもストロークを確保することが難しくオイル量も多くすることが出来ませんでした。しかし別タンク式では別タンクにガス室を置き、オイルが別タンクに流れることでストローク、オイル共に増大することが可能になりました。これによりガスの低圧化が可能になり乗り心地も向上します。単筒式の欠点を補う最高峰のショックアブソーバーです。

通常の車高調は減衰を調整するダイヤルが1つ付いていて、調整をすると伸び側と縮み側の両方の減衰が変化していきます。当社の車高調は全てこの方式を採用おりますがSpecRSだけは違います。

ダイヤルが2つ付いており、1つは伸び側と縮み側の両方を、もう1つは縮み側を調整できるようになっております。調整はそれぞれ32段ついておりますので32×32で1024通りの調整が可能となっております。 1024通りというと、かなり多く感じるのでセッティングが難しいと思われがちですが、セッティング方法さえ間違えなければ非常に簡単に調整を行うことが可能です。

調整方法はメインのショックアブソーバーについている減衰を調整し、大まかな減衰力を決定します。そこから別タンクの減衰を調整して最終的な調整を行っていきます。

減衰ダイヤル位置

車高調の調整方式は大きく分けて全長調整式、ネジ式、Cリング式の3種類あります。Cリング式は安価ですが無段階で調整が出来ないので思った通りの車高に調整できません。ネジ式は全長調整式と同様に無段階調整が可能です。しかし、調整を行うとプリロードが変化したり、ストロークが量が変化してしまい細かいセッティングをする事が難しいです。

この2つに共通することはどちらもロワスプリングシートを動かして車高を調整するのでスプリングやストロークに影響が出てしまいます。全長調整式では車高を変えるのはブラケット側ですのでスプリング・ ストローク共に影響はありません。

つまり、車高を変えても乗り心地が変化しないのです。

  • 全長をブラケット部分で変えるのでスプリングに変化なし
  • スプリングはゼロタッチ推奨なのでショックの寿命を低下させない
  • ストロークも初期セッティングからずれない
  • スプリングが遊ぶことはない

ショックアブソーバーの構造の一つで大きく分けて単筒式と複筒式があります。単筒式は一つの筒にガス室とオイル室を設けています。一方、複筒式は筒を二つにしており、ガス室とオイル室に区切りがありません。複筒式より製造が難しく高価とされておりますが、ラルグスは単筒式を採用しております。

  • オイル量が多く放熱性が良い
  • ガス室とオイル室が区切られているので減衰力が安定的に発生させることが可能
  • 取付の自由度が高い
  • 細かい減衰調整が可能

ショックアブソーバーは熟練されたスタッフの手で、一本一本丁寧に組み上げられます。組上げが終わると目視で検品を行い、最後は機械で一本一本減衰のテストを行います。このような工程を経て全ての検査に合格した商品だけがお客様の元に届き、車高調として活躍するのです。

減衰はショックアブソーバーに搭載されている機構でスプリングの上下運動を制御するものです。もしもショックアブソーバーが無ければスプリングが上下運動が収まらず乗り心地が悪くなります。

ラルグスの車高調は32段の減衰力が付いております。減衰をハードに回すとシャープな乗り心地にソフトに回すとマイルドな乗り心地に変化します。

弊社の基準は真ん中の16段を基準に設計されておりますが、路面変化の激しい場所やワインディング、高速道路など場面に応じて減衰を変更することでふらつきを抑制し安定して走行出来るようになります。

弊社では車種に合わせた設計をしており、ファミリカーでは減衰を柔らかく設定し、スポーツカーなどでは固めに設定してあります。街乗りからスポーツ走行まで幅広く対応できるように開発を進めています。

ピロアッパーマウントのストラットタイプは従来のアッパーシートからベアリング付のアッパーシートへ変更し、走行中にストラットに掛かるねじれによる異音を軽減させることに成功しました。また、強化ゴムアッパーマウントのストラットタイプはアッパーシートとアッパーマウントの間にスラストベアリングを入れることで異音を軽減させています。

ラルグスでは商品に対する保証サービスを行っています。お客様が正常にご使用頂き、万一異常が発生した場合は検査の上、弊社出荷日より1年間無償修理サービスを受けることが可能です。

保証を受けるには商品に同梱されている品質保証書とオンライン保証登録が必要になります。

詳しい保証規程は安心保証サービスをご確認下さい。

ラルグスでは過酷な状況下で製品が正常に作動できるように中性塩水噴霧試験を行い、ショックアブソーバーのケースの腐食・錆・変色・剥離などの発生度合いを調べています。試験は5%の濃度の塩水を120時間噴霧し、その変化を確認します。因みに海水の濃度は約3%になりますので海水より濃度の濃い塩水を使用しての実験となっております。

中性塩水噴霧試験の様子

車高調の減衰を調整する際、ボンネットを開けたり、内装を外したりと様々な手順を踏まなければなりません。また、走行中も変更することが出来ず減衰を調整しないで使用している人も少なくありません。

そんなお客様の声から開発されたのがこちらの商品です。モニターから減衰を設定することでお好みの減衰に調整することが可能です。減衰はフロントとリアで別々に調整することが出来ます。また、メモリ機能を搭載しておりますのでお好みの減衰に瞬時に変更が可能です。詳しくはLVAをご確認下さい。

モーターと取り付け部を別々にすることにより、取り付け部のスペースが少ない車種にも取り付けをする事が可能です。また、ダイヤルとモーターを繋ぐワイヤーは特殊ワイヤーを使用しており、どんな角度でもモーターの回転をダイレクトに減衰に伝えることが可能となっております。